思うだけで学ばない日記 2.0

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『もしドラ』はマジキチ(超意訳

ライト読者
みなみと『マネジメント』との遭遇は、
転校初日に遅刻しかけた主人公が道の曲がり角で食パン咥えて走ってきたヒロインと衝突してご対面、とか
ミディアムブラックホールが太陽めがけてピンポイントクラッシュでまあビックリ、みたいな
よくある王道パターンの一変種と解釈していたので、
その部分に必然性とリアリティーと説得力が欠如しているという指摘は斬新だと思いました


しかし読み進めていくうちに、作者までもがそういった奇想天外な状況設定にも(書いてないけど)必然性が存在するのだ、
という見解であることが明らかとなり驚愕を禁じ得ません


そもそも『もしドラ』はそのタイトルからして「もしAだったら」という奇想天外な状況設定は天与であって、
ただちにありえないと断言できるレベルでさえなければ良く、
むしろその設定を受けて続く部分が話の中身である、というように万人が解釈しそうなものですが
これは作者の意図せざるミスリーディングだったということでしょうか?
謎は深まります


しかしよく考えたら『もしドラ』って、みなみがマネジメントに精を出すあまり
重病人の夕紀を駆り立てて死期を早めたという必然性の連鎖が(書いてないけど)明らかなわけで、
『マネジメント』から始まる物語をこんなバッドエンドにするあたり
作者はあまり『マネジメント』を愛していないんじゃないか、ともふとオモタ

ま、解釈依存が怖ければ一生数学だけやってろという話で、一事が万事、解釈の幅の存在はぜんぜんおkですけどね、
と感じる夏の午後