思うだけで学ばない日記 2.0

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探索延長自体の副作用

今日わ、昨日思いついたゲーム木の描像(探索を開始するORノード直下のANDノードをS1'とS2'に分類し、かつそれらの元を部分木とみなす)を頭に置きつつ、固定深さまでの探索の先端ノードから、さらに探索を延長する様子を思い描いてみよう

すると、仮に評価関数の精度が無限に高くとも、探索を延長すること自体によって神の一手を外すことがあるのが見て取れる

すなわち、終わりだけ神の手筋に一致する(=神の手筋に合流する)手筋を神の手筋と誤判定してしまう危険が生じるのだ

これわ、df-pn+の例の論文の冒頭部分において既存のGHI対策として紹介されている「置換表の使用を制限する」方法を適用すべきケースに当たるのだと思う

つまり、任意の3つの実数a,b,cの大小関係は次の3つに場合分けされる:

  1. (b>a)
  2. (b≦a)∧(b>c)
  3. (b≦a)∧(b≦c)

この事実は探索の先端においても否定しようのない事実であって、探索の延長によって神の一手を外す危険を避けるためにはこれと同様の判別を行わねばならない(逆に、適切に行えば100%危険は除去される)

このことに気づかなかったり気にしない人はそのまま実装を進めていてくれて全くかまわない

不確定なリスクへの対応方法は何より個々人の趣味とポリシーに委ねられるべきだ