思うだけで学ばない日記 2.0

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2^30通りの謎

序盤30局面の組み合わせが2^30通り(以上)というのは、「二人」零和有限情報確定ゲームだからそうなる
つまり

  • 30手の内半分は相手の手番である(対局者は2名)
  • 非協力ゲームである
  • 対局者の少なくともどちらか一方は、序盤30局面での真のナッシュ均衡解について無知(ゲームの展開を読み切っていない)

であることから、(真のナッシュ均衡解が不明故に)相手の手順を崩すためにこちらの手順を崩す、ということが30回繰り返される(だろう)というしくみ

ただし、人間もコンピュータも過去の棋譜から散々研究 or 学習している以上、某板の>900の言うように、ナッシュ均衡解と思しき手について7割方の自信は持ってはいるかもしれない

ただし、人間とコンピュータとで、7割と3割のどちらの手で打って出るか*1のブレ方には差異がある(前者がよりランダムに近い)というのはありそうな希ガス


■追記 17:08
あーなんか無意味なことを書いた気がしてきたorz
7割方ナッシュ均衡解と思しき手が局面毎に複数あれば、非協力ゲームである以上推移がばらけていろんな局面の組み合わせが出るんだろうけど、局面毎のそう言った手の数が2に近い複数である保証も、1でない(必ず複数)という保証もないなあ。n_
(そもそも全局面ぴったり2だったとしても、30局面の組み合わせ>>2^30通りになるし)
かつ7割方ナッシュ均衡解だろうと思って指してるのかどうかは指してる当人の主観なので外から計測しようがない、、
序盤30手で人とソフトの判別が成立しているとしたら、ひょっとして、ソフト指しが使っているコンピュータ将棋ソフトは非協力的でないのか、、

*1:これは完全情報ゲームといいつつも、確定情報のみに基づく演繹ではなくて、読みの深さの限界故の不確定情報が相当数含まれる不完全情報に基づく決断の問題だる。決断はコンピュータは不得手だ